こんにちは、 頭痛治療家 鎌田雄大です。
今日は毎日の様に繰り返してしまう閃輝暗点の原因について話していきます。
片頭痛持ちのあなたはこんな経験ありませんか?
「視界に突然、ギラギラ、ギザギザした光が現れる。」
「線状のギザギザが見え、今まで経験したことがない頭痛がきた。」
「閃輝暗点がきた後、激しい頭痛で吐き気や目の奥が痛い。」
あなたもこういった症状を一度は経験したことがあるのではないでしょうか?
実は、私も過去、慢性的な頭痛持ちだった時は、時々、このような閃輝暗点の症状が出ていました。
閃輝暗点の経験者なのでよくわかるのですが、閃輝暗点はとても辛いですよね。
頭痛だけならなんとか薬で痛みは止めることはできるのですが、閃輝暗点の場合は薬が効きません。
特に閃輝暗点の時は身動きも取れないことでどうしようもない痛みと心の辛さを感じます。
実際、当院にも頭痛持ちで時々襲ってくる閃輝暗点に悩んでおられる方も来られています。
そこで、今日は閃輝暗点を繰り返してしまう原因ついて話してわかりやすく話していきます。
※動画はこちら
閃輝暗点を繰り返してしまう原因とは?

原因1 朝食を食べていない。
日常的に朝食を抜いていると、体の血糖値は低下した状態でお昼まで長時間過ごすことになります。
頭痛や閃輝暗点といった症状も空腹時からくる血糖値の低下で起こります。
頭痛持ちの方こそ、低血糖症状に陥らないように忙しい朝でもきちんと食事をとりましょう。
原因2 片頭痛に影響の出る食べ物を摂取しているから。
閃輝暗点は片頭痛持ちの方がなりやすい症状です。
血管拡張作用のある、チーズやチョコレート、お酒などのアルコール類などの食べ物、飲み物は、片頭痛を誘発してしまいます。
閃輝暗点を出さない為にも、片頭痛を誘発してしまう食べ物や飲み物を控えるように食生活を見直しましょう。
※閃輝暗点を予防する食べ物についてはこちらのページにまとめています。
原因3 寝過ぎまたは寝不足
寝不足、寝すぎといった偏った睡眠のとり方も片頭痛を引きこしてしまう原因となります。
毎日決まった時間に就寝しましょう。
成人なら6~8時間、子供なら8~9時間の睡眠時間が適切です。
朝、頭痛で眼が覚める場合は、前日のカフェインやアルコールの摂り過ぎや寝過ぎがおもに考えられます。
適切な睡眠時間を摂りましょう。
原因4 昼夜変動の仕事をしている。
昼夜変動の仕事をしている方は生活リズムが乱れやすいです。
そのため、頭痛や閃輝暗点といった症状が出やすいです。
私自身、過去に工場での昼夜変動の仕事をしていた時は、睡眠が十分に摂れなかったがためによく頭痛や閃輝暗点の症状が出ていました。
閃輝暗点が出るか出ないかは生活リズムの乱れと睡眠不足の影響がかなり多いと思います。
原因5 日光などの紫外線を受ける環境にいる。
これはあまり知られていないことですが、日光などの紫外線や強い光によって、閃輝暗点の症状が出ます。
片頭痛持ちの方は特に、日光が弱い方はなりやすいです。
私も片頭痛持ちでしたが、生まれつき目が光に弱く、天気が曇っている日でも外出するだけでも少し眩しい
と感じていました。
私は現在では頭痛が全く出ない生活を送っているのですが、サングラスは常に持ち歩き、外出時はサングラスをしています。
日光に弱い方は外出時に必ずサングラスをしましょう。
ただし、青系のサングラスはかえって片頭痛を誘発してしまいますので、赤系か黒系のサングラスをかけるとよいでしょう。
また今は紫外線防止のサングラスもあるので紫外線から目を守りましょう。
原因6 片頭痛の他にも強いストレスを抱えている。
閃輝暗点は脳の「物体を見る」機能に関係した部分の血流が一時的に悪くなることで起こると言われていますが、精神的なストレスよる、頭部の過度の緊張によって、血管が収縮してしまうことでも起こります。
普段からストレスを抱えている方や仕事が忙しく、頭をよく使う方は頭部が緊張していることにより、片頭痛になりやすく、閃輝暗点も出やすいです。
日頃からストレスをため込まず、ストレス自分なりのストレス解消法を取り入れていきましょう。
また頭部の緊張はヘッドマッサージでも取れます。
頭が緊張していて硬いと感じる方はヘッドマッサージをしていきましょう。
※頭が緊張していて硬い方はこのセルフをやってみてください。
閃輝暗点を繰り返してしまう方は医療機関での検査をおススメします。

今日は閃輝暗点を繰り返してしまう原因について話していきました。
閃輝暗点を繰り返してしまう方にとって、1つでも当てはまったのではないでしょうか?
閃輝暗点は20代の若年層に出やすい症状です。
そして閃輝暗点の後には通常のパターンとして強い頭痛が続きます。
しかし、閃輝暗点の中には、閃輝暗点の後に頭痛が出ないという別のパターンの症状があります。
通常とは違う、頭痛が出ない閃輝暗点の場合は他の症状の可能性があります。
特に中高年で頭痛のない閃輝暗点で出た場合は、まれに脳梗塞や脳動静脈奇形、脳腫瘍が原因になっていることもあります。
「何度も閃輝暗点を繰り返す、けど閃輝暗点の後は頭痛が起きない。」
といった通常とは異なるとパターンの人は、眼科や脳神経外科といった専門医をたずね、場合によっては早めに精密検査を受けましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
このブログ記事を書いた人

はじめまして、鎌田雄大です。
当整体院のホームぺージ・ブログにご訪問頂きありがとうございます。
このホームページ・ブログではおもに頭痛改善に関する情報を定期的に発信しています。
実は、私も頭痛専門の整体院を開く前は、あなたと同じように辛い頭痛の悩みを抱えていた過去がありました。
その辛い頭痛を経験し、頭痛を完治させていたったことで頭痛専門の治療家になりました。
プロフィール物語では私が治療家になるまでの経緯と治療に対する想い・理念を書いています。
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