産後頭痛の原因と治し方まとめ!【2024年最新】

このページは産後の頭痛に悩む方のためのページです。

女性にとっての一大イベント・出産。 女性の身体が出産のダメージから回復するのには時間がかかりますが、出産後は待ったなしでの育児も始まりますよね。

育児は我が子の成長と向き合える楽しい時間である反面、慣れないことばかりで緊張やストレスが溜まったり、睡眠不足に陥る可能性があります。

また、そのような出産のダメージや育児の疲れが、筋肉のこわばりや自律神経の乱れを引き起こし、「産後の頭痛」の症状を抱える方がいらっしゃいます。

今回は、産後の頭痛の原因や対処法など、産後頭痛の改善につながる情報を詳しくお伝えします。

どうぞ最後までお読みください。

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産後頭痛の5つの原因

産後頭痛の代表的な原因は次の5つと言われています。

原因その1 貧血

母乳を通じて鉄分が赤ちゃんに送られてしまうため、産後は貧血になりやすくなります。

貧血になると血液中のヘモグロビンが減少し、酸素が脳に運ばれにくくなって、頭痛を引き起こしやすくなります。

頭痛だけでなく、吐き気やめまいを伴うこともあります。

貧血の状態が続くと、体力を消耗して母乳の出が悪くなることもあるので、注意が必要です。

原因その2 ストレス

産後は、出産そのものに対する疲れだけでなく、急激なホルモンバランスの変化で身体へ負担がかかります。

さらに慣れない育児への緊張や睡眠不足から強いストレスを抱えることが少なくありません。

強いストレスを抱えた状態が続くと、自律神経のバランスが崩れたり、筋肉が緊張したりして、頭痛の原因となることがあります。

痛み止めや頭痛薬に頼るのではなく、自分がリラックスできる方法を見つけることが大切です。

原因その3 高血圧

産後の頭痛の原因の中で、最も気をつけなければいけないのが、高血圧です。

妊娠中に妊娠高血圧症候群の症状がなかった人でも、突然発症することがあり、産後12週目くらいまでは注意が必要です。

血圧が高くなることで、肝臓・腎臓の機能が低下し、脳出血が起こりやすくなります。

頭痛の裏に、脳出血が隠れている場合があるのです。

この場合、頭痛の症状が現れた時に、麻痺(顔の半分や片手、片足など)、言語障害、歩行困難、視覚障害などの症状も同時に現れることがあります。

今までに感じたことのないくらい激しい頭痛とともに意識を失って嘔吐し、くも膜下出血を起こすこともあります。

妊娠時やそれ以前から、高血圧を指摘されていた方はもちろん、これまで高血圧とは無縁であった方も、激しい頭痛を感じた場合は、命にかかわる可能性もあります。

痛みがひどければ、躊躇せずに救急車を手配することも必要です。

原因その4 水分不足

通常、大人は1日で1リットル近くの水分を呼吸や皮膚から失うと言われています。

産後の母親は、血液から母乳を生成しているため、母乳育児中の母親はさらに水分を失い、水分不足になりがちです。

水分不足に陥ると、血液がドロドロになって血行が悪くなります。

血行が悪くなると、より多くの血流を確保しようと自律神経が働いて血管が拡張します。

このとき、脳の血管も拡張して、周辺の神経を刺激し、これが頭痛の原因となることがあります。

意識して水分補給を心がけるとともに、ストレッチや軽い運動で、血行をよくするように努めましょう。

原因その5 産後うつ

産後はホルモンバランスの急激な変化や、慣れない育児へのストレスから、鬱状態に陥ってしまうことも珍しくありません。

出産後の母親の5%~10%が産後鬱に悩まされるとも言われています。

頭痛の他に睡眠障害や食欲不振、異常な気分の浮き沈み(急に涙が出るほど落ち込んだり、以前より怒りっぽくなるなど)がある場合は、出産した産婦人科や心療内科・精神科に相談するようにしましょう。

産後頭痛の4つの対処法・改善法

①食事を見直す。

貧血、高血圧の予防や改善 産後は出産で出血したり、母乳が出るため、貧血になりやすい状態が続きます。

鉄分や葉酸など貧血の予防や改善に効果のある栄養素が含まれた食材を積極的に摂るようにしましょう。

鉄分や葉酸は、魚介類やレバー、緑色野菜などに多く含まれています。

また、妊娠高血圧症候群にかかるなど、一般的に産後は高血圧になりがちです。

血圧を下げるには、カリウムの摂取が有効です。

カリウムを多く含む果物や野菜を意識して食べましょう。

インスタント食品や加工食品など、塩分を多く含む食事は血圧を上げてしまいます。

塩分は控えるように努めましょう。

食事に注意しても貧血や高血圧が改善しない場合は速やかに病院を受診しましょう。

貧血だけでなく、めまい、息切れといった自覚症状がある場合、薬物療法が必要になることもあります。

高血圧とともに、ひどい頭痛がある場合は命にかかわる可能性もあり、入院が必要になる可能性が出てきます。

早めに医師の指示を仰いで、悪化を防ぎましょう。

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②入浴や軽い運動を行う。

ストレス発散、うつ病を防ぐ ストレスの発散方法は、人それぞれ異なりますが、入浴やストレッチなどの軽い運動は、産後の血行不良を改善し、むくみの解消にもつながります。

産後は、赤ちゃんにばかり気持ちが向きがちで、自分のことが疎かになりやすいですが、産後でダメージを受けた自分をいたわることも大切です。

音楽や料理、裁縫など、自分の好きなことを見つけて、リラックスできる時間を確保するようにしましょう。

③こまめに水分を補給する。

高血圧を防ぎ、水分不足を防ぐ 妊娠中・産後はむくみを気にして、水分の摂取を控える方もいるようですが、身体は意外にも水分不足です。

脳が水分が足りていないと判断すると、ますます身体に水を溜めるように指示し、その結果よりむくみやすくなってしまいます。

特に産後は、授乳で思っている以上に身体の水分が不足しがちです。 喉が渇いてから飲むのではなく、早めの水分補給を心がけるようにしましょう。

④整体施術を受ける。

産後の頭痛によくある症状は偏頭痛と緊張型頭痛があげられます。

産後の頭痛に悩んでいる方の多くは背中や肩、首などの筋肉がこっていたり、姿勢が悪く、猫背になっていたります。

筋肉のコリや姿勢を改善することでも頭痛の症状を改善することが可能です。

整体施術にも様々な方法や種類がありますが、一番おススメなのはマッサージや指圧を用いた施術法です。

マッサージなどの施術法は首や肩のコリを取り除いて血流を促すことができますし、心の緊張やストレスの緩和にも効果的です。

もし、あなたが頭痛があり、首や肩もガチガチに凝っていてストレスも抱えているのであれば、マッサージや指圧の上手な整体院に行ってみるのも良いでしょう。

【追記:産後の頭痛は何科で診てもらえばいい?】

産後のひどい頭痛に悩まされ、病院の受診を一旦は検討しても、どこの科に相談すればいいかわからず、受診を断念してしまう方もいるようです。

診療科は結論から言うと、出産した産婦人科、内科、頭痛外来などまずはどこでも構いません。

最終的な診療科は症状や原因によって異なることとなるでしょうが、まずは病院にかかることが大切です。

一旦どこかに相談して、適切な診療科を案内してもらうといいでしょう。

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産後頭痛はよくあること?

出産後は、出産による疲れやホルモンバランスの急な変化、育児への緊張やストレスで何らかの体調不良のサインが出ることが多いです。

妊娠中から感じていた症状が産後も続く方もいれば、妊娠中にはなかった不調が産後に出てくることも少なくありません。

産後の体調不良には様々な症状がありますが、頭痛はよくある産後の不調の1つです。

出産後の頭痛は、大きく分けると、次の2つに大別できます。

・偏頭痛:血管の拡張が原因となる頭痛

・緊張性頭痛=肩こりや首こりなどの筋肉の緊張やコリが原因となる頭痛

いずれも、適切な対処をすれば、改善することが可能です。

しかし、放っておくと命にかかわるような重大な危険を見逃してしまうことにもなりかねません。

生まれたばかりの我が子をきちんと育てるのも、まず、自分の健康があってのこと。 放置せずに、対処法を考えましょう。

産後頭痛に悩む人の声を集めてみました!

まとめ

産後頭痛も薬に頼らない治し方があります。

出産後、頭痛の症状がやっかいな原因として、薬が飲めない、飲むのが心配だという点がありますよね。

特に、母乳育児中は、母乳への影響を考えると、多くの方が「薬の摂取は控えたい」と考えていることでしょう。

そんなときに、頭痛を解消する方法として、「整体」を試してみるのはいかがでしょうか?

頭痛の原因となる、首・肩の凝りをほぐしてもらうことで、頭痛改善につながるだけでなく、整体で施術を受けることが、リラックスできる自分だけの時間を確保することにもつながります。

フィールハート整体院では薬を使わずに産後の頭痛を改善する方法があります。

こちらのページではフィールハート整体院の頭痛セラピーについてご紹介しています。

ぜひこちらも最後までお読みくださいね。

フィールハート整体院の頭痛セラピーについて

このブログ記事を書いた人

はじめまして、鎌田雄大です。

当整体院のホームぺージ・ブログにご訪問頂きありがとうございます。

このホームページ・ブログではおもに頭痛改善に関する情報を定期的に発信しています。

実は、私も頭痛専門の整体院を開く前は、あなたと同じように辛い頭痛の悩みを抱えていた過去がありました。

その辛い頭痛を経験し、頭痛を完治させていたったことで頭痛専門の治療家になりました。

プロフィール物語では私が治療家になるまでの経緯と治療に対する想い・理念を書いています。

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