運動時に出る頭痛(労作性頭痛)の原因と対策について

こんにちは、頭痛の専門家 鎌田雄大です。

今日は運動中や運動後に起こる労作性頭痛の原因と対策法について話していこうと思います。

労作性頭痛が出た際の対処法については、こちらのページにまとめていますのでこちらをお読みください。

※関連記事

『筋トレなどの運動後に起こる頭痛(労作性頭痛)の対処法』

労作性頭痛とは?

運動中や運動後に出た頭痛のことを労作性頭痛(ろうさせいずつう)といいます。

労作性頭痛とは、おもに背中や肩にかけての大きい筋肉を使う、ウェイトトレーニングや格闘技などの競技や、首の上下に動かす動作の多い、水泳、バドミントン、バレーボール、バスケットボールなどのスポーツに起こりやすいとされています。

労作性頭痛の特徴としては前頭部・こめかみ・後頭部といった一部分だけに痛みがあるのではなく、頭部全体に起こります。

運動や競技を中止すれば、すぐに痛みが引く方もいますが、運動後、翌日まで続いてしまう方もいます。

次に労作性頭痛が起こる原因について詳しく説明します。

労作性頭痛の原因

1、脳の血管が拡張した

激しい動きのする運動をすることで、脳の血流量が急激に増えます。

脳の血流が急激に増えたことでの血管が拡張し、脳の血管周辺の神経を刺激して頭痛が出ます。

「運動後に急に痛みが出た。」といった症状は運動中に出るアドレナリンが関係しています。

アドレナリンが出ている時は痛みに対する感覚が鈍くなっています。

そのため、運動中よりも、運動後に痛みが出る方ほど、激しい競技をしている傾向が高いです。

2、脳の酸素不足

激しい競技や運動時は、脳の酸素を必要とします。

しかし、激しい競技や運動時に酸素の供給が追いつかないために、脳の酸素が不足することがあります。

特に一時的に大きな力を使う、競技(ウェイトトレーニングや格闘技、短距離走など)は無酸素運動のため、脳の酸素が不足しやすいです。

激しい息切れしたときほど、脳の酸素の供給が追い付いていないため頭痛が出やすいです。

3、首や肩周辺の筋肉の疲労と緊張

上半身の筋肉をよく使う競技やスポーツほど、頭痛が出やすいです。

首や肩、上腕や背中の筋肉の疲労が溜まることで筋肉のコリや緊張が出ます。

その筋肉のコリや緊張が頭部の神経を刺激しておもに後頭部の痛みとしてあらわれます。

筋肉の緊張やコリで出てくる頭痛は「緊張型頭痛」とも言われています。

この緊張型頭痛は筋肉の緊張やコリを和らげることで頭痛は緩和します。

4、体内の脱水症状

体内の脱水症状からも頭痛は出ます。

運動中は特に大量の汗をかくので体は脱水症状になりやすいです。

脱水症状を起こすことで脳への十分な水分や血液が滞り、その結果として頭痛が出ます。

夏の暑い時期もそうですが、冬の寒い時期も運動時に脱水症状を起こしやすいので注意が必要です。

※関連記事

『脱水症状で頭痛?水分不足による頭痛の治し方と対処法について』

労作性頭痛の対策方法

1、運動前のウォーミングアップを十分に行う。

運動前に動的ストレッチなどのウォーミングアップをすることで、心拍数を上がり、脳に十分な酸素を供給しておくことができます。

また、動的ストレッチは体温を上げてくれる効果もあるので、体内の水分や血液の循環を高めてくれます。

その他にも動的ストレッチは筋肉や関節の可動域を広げることができるので、ケガの予防にもつながります。

首や肩、背中といった上半身を中心に動的ストレッチを行いましょう。

~おススメの動的ストレッチの動画~

上半身の動的ストレッチ

下半身の動的ストレッチ ①

下半身の動的ストレッチ② 

2、運動前に十分な水分補給をする。

運動前に水分補給をしておくことで、脱水症状からくる頭痛を防いでくれます。

早朝や午前中は比較的、体内の水分が不足しがちです。

早朝に運動する際は十分な水分を補給してから運動しましょう。

3、運動の1時間前には食事を摂っておく。

血糖値が下がっている、空腹の状態で運動をすると、脳への血流量も下がるために血管が拡張し、頭痛が起きてしまいます。

運動前の1時間前には必ず食事をして血糖値を上げた状態で運動しましょう。

労作性頭痛が長引く場合は? 

運動後から1週間以上、頭痛が引かない場合は、労作性頭痛の他に片頭痛も起きている可能性があります。

片頭痛の痛みの特徴としては、こめかみから目のあたりにかけて、ズキンズキンといった、脈打つような痛みがあります。

頭の片方だけに痛みが出るとは限らず、頭の左右両方に痛むこともあり、日常生活に支障をきたすこともある発作性の頭痛です。

また頭痛以外にも吐き気、嘔吐、などの症状もあり、光や音、においや天気の変化に対しても敏感になることも特徴です。

片頭痛の症状は数時間程度の続くこともあれば、3日間くらい続くこともあり、痛みが出る頻度や時間帯には個人差があります。

片頭痛の症状によっては1週間に1回といったように周期的に頭痛を繰り返すことがあります。

労作性頭痛が起きてから1週間経っても痛みが引かない場合は片頭痛などの他の頭痛の可能性があります。

一度、頭痛外来や脳神経外科などの医療機関で体に異常がないか受診しましょう。

まとめ

今日は労作性頭痛の原因とその対策について詳しく説明していきました。

運動時や運動後に出る労作性頭痛は、

「脳の血管が拡張したこと」

「運動時の脳の酸素不足」

「首や肩周辺の筋肉の疲労と緊張」

「体内の脱水症状」

が原因で起きているということを話していきました。

また運動前にはこのような、

「運動前のウォーミングアップ」

「運動前の十分な水分補給」

「運動前の食事」

といった対策を行うことで労作性頭痛が防げるということも話しました。

あなたも運動する前にこのような対策を行って労作性頭痛が出ないように心掛けましょう。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いている人 頭痛の専門家 鎌田雄大

私は10代~20代までの間、、姿勢不良による、頭痛に悩まされてきた人生を長い間送ってきました。

頭痛がある時は、いつも〇ファリンや〇キソニンなどの市販の頭痛薬をいつも当たり前のように服用していました。

頭痛がある時=〇ファリン、〇キソニン

が当たり前の生活を送っていました。

しかし、長年、薬を服用してきたことによって薬を飲んでも頭痛が消えない。という辛い体験がきっかけに、ある日、私の人生は変わりました。

薬を当たり前のように服用していた頭痛持ち私が、今では他人の辛い頭痛という症状を治す立場の人間になりました。

私が頭痛の治療家になった経緯や治療の理念はこちらのページにまとめています。

『私が頭痛治療家になるまでの物語』

ぜひこちらもお読みください。

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